バラの花が散らない
身近な自然

我が家の庭に蔓バラが植わっている.コクテールという名前で比較的丈夫なほうだが数年前カミキリムシの幼虫に主幹をやられほとんど枯れそうになった経緯がある.
何とか生き延びてその後も毎年数輪花を咲かせているのだが今年は何を間違ったのか11月末ころ狂い咲きした.すぐに散るだろうと思っていたらなんと1ヶ月たった年の瀬になってもまだ花びらが残っている.こんなこともあるのかと感心しているのだが今年は12月に入って平年より寒い日が続いているので咲いたは良いけれど終わり方がわからなくなったのかも知れない.
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綿の花は芙蓉の仲間でした
身近な自然

綿の花

オクラの花
今年の初夏、妻が友人から綿の種を貰ってきました.簡単に育てられると言われたとおり1昼夜の浸漬後簡単に種蒔きしたそうです.少量の種だったのでプランターも小さなプラスチック製.そしたら予想どおり簡単に出芽し大きくなり花を咲かせるようになりました.
それまであまり関心のなかった私ですが花の姿を目にして「おやっ」と思いました.なんと菜園で毎日のように見ているオクラの花とそっくりなのです.もちろん大きさは数倍違いますが・・・.迂闊ながらそれまで綿なんてタンポポの仲間だろうと思い込んでいた(バカですね)のですがどうもそうじゃなさそうだと気づいてウィキペディアで調べました.
※--- 綿はアオイ科ワタ属、オクラはアオイ科トロロアオイ属、芙蓉はアオイ科フヨウ属---
ということでした.そうした目で見ると綿の葉っぱはどう見てもタンポポ風ではなくオクラの葉っぱを小さくしたような形です.少し勉強になりました.
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ルコウソウとアサリナ
身近な自然

ぶどう(デラウェア)の葉の陰でルコウソウが咲いています.アサガオの仲間ですがこんな葉っぱで大丈夫なのかと心配になるほど細くてスケスケの葉っぱです.園芸店では「緑のカーテンにどうぞ」となっていますが・・・.こんな場所に植えられて不本意だろうと思いますが健気に咲いています.小さい花ですがよく見ると有無を言わさない鮮やかな赤.

こちらはアサリナ(ゴマノハグサ科).まだ一般的に見かける機会のないつる性植物とのことです.タキイの種を購入し昨年はじめて蒔きました.大変小さな種で出芽までは少し神経を使います.本当はある程度の日当たりが必要だと思うのですが朝の1時間足らずしか木漏れ日の当たらないほぼ完全な日陰で育ててみました.緑のカーテン候補(ヒルガオ科の蔓やゴーヤーなど)が挑戦したものの見事に敗退した場所です.写真は2年目の姿です.初年度はもっと貧相でした.明るく見えますが単に撮影が露出オーバーだっただけ.特筆すべきことは寒さに弱いから戸外の越年は無理とのことだったけれど、初冬に蔓を切りつめて鉢全体にビニール袋をかぶせただけで根が生き残り春に新しい蔓をのばしてくれたことです.バケツの水が幾度もガチガチに凍った冬だったのに.
ウリボウが家の近くに
身近な自然

家が山あいを切り開いた住宅街にある.そのせいか時折、野山に住む動物が我々の生活圏にまぎれこむことがある.先日、畑に向かうべく家を出てすぐのところで3匹のウリボウが遊んでいるのを発見してビックリした.
ウリボウ.そう、猪の子供ですね.あとで妻に聞いたところ、最近、他の住人も何度か目撃しているとのこと.子供は可愛いからよいものの近くに親がいるのが普通だと思うので子供にかまっている姿を親に見られたら少しヤバイんじゃないだろうか.
だが、住人の誰もが親の姿を見たことがないらしい.何らかの理由で親が死んでしまったか、その3匹だけが家族とはぐれてしまったか、よくわからない.それにしても3匹は何を食べて生きているのだろう.
住人の誰かがふびんに思って餌をやっているかもしれない.生き物を見たら見さかいなく餌をやりたがる人がいるから.
子供のうちは可愛い.だがすぐに大人になって畑を荒らすようになる.勝手に区別して申し訳ないが(人間にとっての)害獣の代表格だ.餌はやらずに出来るだけ自然にまかせたいものだ.
まあ、餌は誰もやっていない可能性が大なので、それはそれで「あいつら無事に生きているんだろうか.最近、誰も見かけていないようだけど」と少し気になっている.
カラスという生き物
身近な自然

家庭菜園ではカラスが強敵だ.いろいろ知恵をしぼってはいるが少しの油断でやつらに食べごろの収穫物をもってゆかれる.カラスは嫌いだ.
菜園ではないが先日のこと.勤務先の建物の正面に子供たちの遊べる公園があるのだが、そこにいつもたむろしている鳩のうちの一羽が、これも一羽のカラスに痛めつけていたらしい.同僚が一部始終を見ていた.おびえきった鳩が建物前の小さな溝に逃げ込んでいるのと高い木の枝からそれを見下ろしているカラスの姿が確認できたが仕事もあるのでいったん同僚とその場を離れた.
小いち時間後、哀れにも鳩は羽根を周囲に散らばらせた姿で路上のむくろとなっていた.恐らくほんの少しカラスを怒らせただけだっただろう.
肉食の動物は自ら生きるために他の生き物を食し命をつなぐ.だが、ただ殺すだけのために執拗に他者を攻撃する動物はあまりいないんじゃないか.カラスは嫌いだ.
tag : カラス
沈丁花のつぽみ
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沈丁花の蕾が徐々にふくらんできました。沈丁花は他の花と違って今にも咲きそうな気配を見せながらもなかなか開花せず、結局早咲きの桜とたいして変わらない時期にやっと咲きます。こいつも毎年そうです。
tag : 沈丁花