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ジャガイモの浴光催芽は育芽が正解?

毎年かならずジャガイモを作っているのですが満足な結果が出せないでいます.
何が原因かつかめないんですが、ひとつひっかかっていることがあります.
それは妻が買ってきた食用ジャガイモが 「うっかりしているといつの間にか芽が出て困る」 というのに私が購入した種芋用ジャガイモがさっぱり芽を出してくれないという事実です.きちんと栽培マニュアルどおりに浴光催芽しているにもかかわらず・・・.
で、この浴光催芽ですがトレーにのせて窓際でたっぷり日光に当て夜中の冷え込みには待避させるなど小まめに世話をするわりになかなか芽がでない.何故なのか?

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品種:メークイン
購入及び浴光催芽開始:2021年2月10日

1ヶ月以上たった3月26日.動きらしい動きはなく、いくらなんでも休眠打破云々の問題ではなく基本的に私の思い違いがあると判断しました.

● まず購入時点ですでに休眠打破されていてもおかしくない.
● そもそも芽が出ていない芋に日光浴させて出芽を催促させることが理にかなっているのか.
・・・ 浴光催芽の目的が 出芽した芽を健康で丈夫に育てること なら芽が動いていない芋の日光浴は間違っていないか.
● 3月に入り好天下での日光浴で芋は不自然に温められることもあるだろう.これはマイナス要因では.
● 何よりキッチン片すみの暗がりに置かれた芋が簡単に出芽することに道理があるのでは.

---即キッチンの暗がりに近い場所にトレーを移動し様子を見ることにしました(3月26日)---

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4日後の3月30日、芽が動きました.さっそく日光浴を再開.


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さらに6日後(4月5日)、日光浴のもとで芽がはっきりと伸びています.

すでによその菜園や農家の方々は土寄せを視野に入れようとしています.私は大きく出遅れており、これ以上遅れるわけにゆきません.2、3日中に植え付ける予定です.
以上の私の推察は見当外れなのかも知れません.来期はきちんと検証してみたいと思います.
もし正解なら私の思い込みの原因=浴光催芽の「催」の文字だったのかな.浴光育芽 なら少しニュアンスが違ったかも.

畑に新たなライバル出現

トマトやキュウリなどメインの作物や除草にばかり気がいってトンと目が行ってなかった作物がありました.
今日、ふと視界に入ったのが見慣れない光景.いったいこの雑草は何?
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なってこった!エダマメじゃないか.
例年満足なエダマメにはありつけていないので今年もさほど期待していなかったのですが、これはひどすぎる.
念のため近くの畝を調べると・・・

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サツマイモ(これも今年は植え付けから失敗しているので期待していない)

piimann_usgi.jpg

ピーマン(妻があてにしているのでこれは困る)

誰だろ?
カラスなど大型鳥類でなければ小鳥か・・・葉っぱごと残らずさらってゆく?考えられない.
アライグマ,タヌキ,イタチ,あるいは猫・・・食べごろの果実ならわかるけど葉っぱネー.
菜食主義のネズミというのも聞いたことがない.じゃあ虫か.
芋虫なら結構大きい糞を落とすのでわかるが全くそれは無い.
ヨトウムシがこんな高い位置を食いちぎることも考えられない.だいいち残骸がまったく無いのだ.
ネットなど色々見てまわったけどなかなかこれはという情報に辿りつけなかったが、意外な候補が浮かび上がった.
野うさぎ」.確証はないし畑界隈でもそんな被害情報は皆無だ.
うーん、まあ誰であれ相手になってやろうじゃないか.

tag : 野うさぎ

奇形ナス

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野菜作りはなかなか上手くならないけど、そのかわり変チクリンな実は出来ます.二つの実がやけにひっついているなと、よく見たらこんな実でした.小さくて触ってみたらまさに"石ナス"でした.畑の水気だけはたっぷりだけど、もともと木の丈は小さいし不順な天候続きで気温は上がらないしで石ナスの条件は揃っています.ナスに限らずピーマンやししとうなどナス科すべてがダメでした(今年も).

tag : 奇形ナス

4年目の今年はとうとうサギソウがダウン!

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菜園の片隅に作ったミニ湿地帯で植えっぱなしのサギソウがどこまで育つか・・・で、昨年までは期待通り開花してくれたのですが今年はこの有り様.花どころではなく根茎もご臨終が想像できます.梅雨明けまでは出芽を確認できていたので良し良しと思ってました(もっとも雑草がかなりサギソウエリアに侵入していて根茎を痛めないように除草するのに手をやきましたが).そして猛暑続きの今年の夏.なんやかんやで今年は他の作物の面倒を見るのに手一杯となり、とんとサギソウの方に目がゆきませんでした.サギソウよゴメン.
8月に入って夕立が降るようになる前は連日の猛暑で畑はらカラカラ.ミニ湿地帯も水気が無くなっていた可能性大.さらにこの写真を撮るために除草しましたがこの湿地帯は乾燥に強い雑草にほとんど占拠されている状態でした.少し見づらいけど花を咲かせようと花茎を伸ばしたものの力尽きたという残骸が中央左方に横たわっています.

このカテゴリーのスタート記事はこちら

デラウェア(ぶどう)が収穫できません

ぶどうのデラウェアを作り始めて今年で3年目ですが未だに私の口に入ったことがありません.
Delaware-crowm.jpg

アライグマも出没するので一時は疑ったこともあるのですが、この仕業を見るとやはり、宿敵/カラスでしょう.昨年は袋掛けした房(といっても袋と果軸のみですが)がかなり離れた畑に落ちていたようで、そこの人が知らせてくれました.ここの農園でぶどうを作っているのは私だけなのですぐにわかったそうです.子供だましのネットではバカにされるだけと思って今年は本格的.防鳥ネットで棚全部をカバーしました.これで手(じゃなくてクチバシか)も足も出ないだろうとタカをくくっていたのですが・・・.
やはりバカにされています.人間と動物では身体能力が異なるので、我々が手や指を使ってなんなくできることが動物には出来ないだろうという思い込みが間違っているような気がしてきました.
防鳥ネットを嫌がってカラスも近づかないだろう.無理やり棚に取りつこうとしてもヘタをするとネットが絡みついて命の危険もある.カラスのそんな判断を期待したのですが、案外、我々が考えるように「ネット越しにいくらでも房にありつけるジャン」と思っているかも知れません.
写真ではネットが房のすぐ近くのように見えますが実際はかなり離れており房側に押しつけないとついばむことは出来ません.
でも彼らはそれをやったのでしょうね.本来なら完熟果をついばみたいところだけど、それだと先に人間にとられてしまうし.

tag : デラウェア

3年目の今年もサギソウが咲きました

2014sagisou_m.jpg

菜園の片隅に作ったミニ湿地帯で植えっぱなしのサギソウがどこまで育つか・・・
一昨年咲いた根茎が生き延びて昨年(2013年)も無事花を付けてくれ、さて今年はどうなるか.
結果は予想を十分に満たすものでした.植え付けた場所から少し移動していますが新しく根茎が延びていることがうかがえます.
今のところ誰もこれを見てほめてくれる人が居ませんが私自身はまずまず満足しています.
このまま霜柱立つ冬を越させ来年も咲かせるつもりです.

このサギソウ自然栽培のスタート記事はこちら

tag : サギソウ

アライグマと私のとうもろこし(スイートコーン)

同じエリアで菜園を楽しんでいる人達の多くがアライグマの被害にあっている.とうもろこしをまともに収穫出来た人はいないのではないか.その中で私のとうもろこしだけは無傷.
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ご覧下さいこの完璧な防御(5月半ば・設置時の様子).地面に接する裾もキチンと塞ぎました.これで、アワノメイガからカラス,アライグマにいたるまでさまざまな天敵から'実'を守ることが出来るはずです.
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被害を受けた人から「おたくのところは大丈夫そうですね~」と声をかけられると内心「どんなもんじゃ」とほくそえんでいたものです.あと数日でうれしい収穫です.孫に食べさせるのだ.

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ところが本日畑に来て何気なくネットの中に目をやると様子が変.
やられていました.ことごとく.
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ここに本来、実があったはずです.

syokujiatom.jpg
足元にはこのような食事あとが・・・.

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腹が一杯になったのか食べあきたのか貧相な実が一つだけ残っていました.食い残しです.一番美味そうなのから食って行くからなー.
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握りこぶしほどの隙間さえあれば彼らにとって進入はたやすいらしい.油断していてその隙間がどこかにあったのだろう.ちなみについこのあいだイチゴを全て横取りされたばかり.
カモにされてますな.
うーん.アライグマアライグマ

tag : アライグマ

絹さやの生食

昨年種を蒔いた「絹さや」は冬を越し春を迎えるまでにモグラのトンネル掘りやらイノシシの土遊びなどの影響で3分の1が消滅してしまった.たいした収穫は出来ないだろうと諦めていたが意外と沢山莢をつけてくれた.畑にゆくたびに収穫して帰るので家では消化しきれない.
ところで私は畑では根菜類や収穫後追熟するタイプをのぞく大抵の野菜をその場で試食することにしている.生食がとても美味いのだ.農薬はいっさい使わないし土埃くらい気にならない.私以外にもそのような人は沢山おられると思うが、これぞ菜園主の特権ともいえる贅沢ではないだろうか.
スイートコーンについては以前このブログで書いたが「絹さや」もなかなかのものなので紹介する.

サヤエンドウ

左の莢は収穫漏れでグリーンピースになってしまったため来シーズン向けに採種する.中央の莢はサヤエンドウにしては少し豆が大きくなって商品として売り物にならない.右の莢は一般的に店で売られている未熟莢.

えんどう豆

そこで生食が一番美味いのはどれか?それは中央の莢を開いた小さな豆.わずかな量ではあるがプチッと噛んだとき口に広がるジューシーな香りは絶妙だと私は思う(妻はまったく感動していなかったが・・・).

万願寺とうがらしの採種(10月14日の続き)

manganji_a_m.jpg
11月15日
赤くなったピーマン(万願寺とうがらし)は完熟後黒くなると思い込んでいましたが、いつまで待っても赤いままで尻のほうから枯れはじめました.そういうもんなんですね.
霜が降りる季節になってさすがに゛付き合いきれない゛と思うようになって収穫.ようやく畝が開放されました.時に11月15日.いまごろ畝を開放しても冬野菜は何もできやしない.
とりあえず実を乾燥させて種を取るつもりです.

そして、
12月23日
manganji_b_m.jpg
1ヶ月以上たってようやく実が乾燥.振ると莢の中で種がカシャカシャと音をたてるようになりました.ここまで乾燥させなければならんのか?という疑問はありますが・・・.
manganji_c_m.jpg
莢をやぶいて種を取り出しました.見た目はまあまあの種です.
夏の暑い時期ならもっと短期間で採種できたのでしょうが、なにせ晩秋から始めた気長な作業でした.

tag : 万願寺

万願寺トウガラシ

赤い万願寺とうがらし
大ぶりな甘トウガラシとして有名です.今年は園芸店で苗を買って植え付けましたが、さすがに専門家が作った苗です.あまり環境の良くないわりにはよく実がとれました.
京みどりというピーマンも同じ店で買って植え付け、こちらも良くできましたが多分一代交配だと思います.
その点、万願寺は固定種なので種から作ってもよかろうと種取りに挑戦です.
2つほどみつくろって完熟させることにし、ようやくこの赤にたどり着きました.鮮やかな赤です.

やがて黒くなり種が取れるようになるでしょう.実は一昨年も同じように採種し、昨年はその種を蒔いたのですがカスのような実しか成りませんでした.たまたま種のバラツキ中の出来の悪い苗を大きくしてしまったのかも知れません.畑の直播きでスタートさせたのがまずかったのかもわかりません.来年はキチンと苗に育ててからにしようか・・・.
今からあれこれ考えています.

tag : 万願寺とうがらし

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f のトマト

Author:f のトマト
山を切り開いた住宅地にある自宅からさらに峠をこえたところに家庭菜園の小さな畑を借りている.のんびりとマイペースなのでいつまでたっても初心者のよう

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