雨と鳥
その他もろもろ
雨の予報は出るものの降りそうで降らないという日が続く
今日は降っている
雨のなかを出掛けるほどの用事もなく所在無くカーテンを開く
遠くの電線に大きな鳥が止まっているのが見えた
カラスにしては少し大きいように見える
くちばしが長い
鷺だろうか?
黒っぽいから白鷺ではない
まあソレはいい
体が濡れるのがよほどイヤとみえて
しきりと羽根を震わせたりして雨しずくをはらっている
振るっても振るっても雨は降りかかる
一体いつまで続けるつもりなのか
勝手にはらをたて
私はカーテンを閉めた
今日は降っている
雨のなかを出掛けるほどの用事もなく所在無くカーテンを開く
遠くの電線に大きな鳥が止まっているのが見えた
カラスにしては少し大きいように見える
くちばしが長い
鷺だろうか?
黒っぽいから白鷺ではない
まあソレはいい
体が濡れるのがよほどイヤとみえて
しきりと羽根を震わせたりして雨しずくをはらっている
振るっても振るっても雨は降りかかる
一体いつまで続けるつもりなのか
勝手にはらをたて
私はカーテンを閉めた
荷車を引く牛
その他もろもろ
太平洋戦争が終結し戦後復興もようやく軌道に乗りはじめたころ、街には車がいそがしく行き交う光景が見られるようになっていました.しかしそのいっぽうで昔ながらの人力や牛馬による荷役も行われていたようで、商店街をパカパカとゆく馬や荷車を引く牛にビックリしたこともありました.
ある日、そんな小さな商店街でちょっとした騒ぎがありました.大きな荷車を引いていた牛が後ろ足を骨折させ立ち往生してしまったのです.幼かった私はその後を知りません.あとで聞けばこういった経緯だったようです.
馭者でもある主人が荷車と牛をつなぐわけですが、その取り付けがいいかげんかつ不適切で牛が歩を進めるたびに後ろ足が荷車にぶつかっていたらしい.牛が痛みを訴えたかどうかわかりません.しかしうしろから早よ歩けと急かされ、けなげに荷車を引き続けた姿が目に浮かびます.
使い物にならなくなった牛.主人はえらい災難だったと嘆きながら殺処分しました.
ある日、そんな小さな商店街でちょっとした騒ぎがありました.大きな荷車を引いていた牛が後ろ足を骨折させ立ち往生してしまったのです.幼かった私はその後を知りません.あとで聞けばこういった経緯だったようです.
馭者でもある主人が荷車と牛をつなぐわけですが、その取り付けがいいかげんかつ不適切で牛が歩を進めるたびに後ろ足が荷車にぶつかっていたらしい.牛が痛みを訴えたかどうかわかりません.しかしうしろから早よ歩けと急かされ、けなげに荷車を引き続けた姿が目に浮かびます.
使い物にならなくなった牛.主人はえらい災難だったと嘆きながら殺処分しました.